ドイツで多くの人が苦戦することの一つが、お部屋探し。
問い合わせメールを送っても返事さえ来なくて途方に暮れる…という話も珍しくないみたいです。
私も日本人の知り合いが困っているのを何度も見てきました。
そんな中、私はいままで3回ドイツで引っ越しをしましたが、問い合わせメッセージも100パーセント返ってきてスムーズに見学の日が決まるので、部屋探しで困ったことがありません。
※もちろん、ベルリンなど激戦区ではまた話が違ってくるとは思います…
まだドイツ語ができない友達の部屋探しをお手伝いした時もそうでした。
お部屋探しで困ってた人と自分の場合とを比べてみた時に、メッセージの書き方にポイントがあるかも?と思ったので、私が気を付けていることをまとめてみたいと思います♪
正直運もあるのでこれを気を付けたからといってあなたも100%ばっちり!とは全く言い切れないのですが、もしよければ参考にしてみてください(^^)
問い合わせメッセージを送るタイミング
まず最初に大事なのはタイミングです!
例えば『Ebay Kleinanzeigen』などのインターネットサイトで部屋探しをしている場合。
自分の探している検索条件(場所、家賃など)を保存して、必ず通知をONにしておきます。
そして大切なのは、通知が来たらなるべく早くチェックして、なるべく早くメッセージを送ることです。
問い合わせメールは基本的に早いもの順で対応されます。
問い合わせがすでに何人もから来た後に出遅れてメールした場合、全員に返信するのは面倒だからと無視されることも。
部屋探しの時期はできるだけ携帯を肌身離さず、通知を見逃さないようにしたほうがいいでしょう。
送る相手の名前を入れるだけで完成するテンプレートをスマホのメモ帳機能などにあらかじめ作っておくとさらにスムーズにメッセージを送ることができます。
その文章のポイントはこれから紹介します。
・部屋探しアプリの通知をON!見逃さない
・送る文章を用意しておいて即送信!
問い合わせメッセージを書く時のポイント
なるべく丁寧に!
相手に、『この人には貸しても大丈夫そうだな、見学してもらおう』と信頼してもらえるように、なるべく丁寧な文章で書きましょう。
例えば、同じEbay Kleinanzeigenのアプリで家具を買いたいときなどはフレンドリーに、「Guten Tag!」や「Hallo.」と文章を始めたりしますが、私は部屋探しの時は必ず以下のように始めます。
Sehr geehter/te Anbieter/in, Guten Tag, ~
※相手の性別が確実にわかっているとき以外はどっちでも大丈夫なように表記します。
そしてメールの最後には
Mit freundlichen Grüßen
(自分の名前)
を入れます。
ドイツ語のビジネスメールの基本を守る感じ。
ちなみに、もし返信が来た時に相手がSehr geehrte~ではなくLiebe~だったり、Mit freundlichen GrüßenのかわりにHerzliche Grüßeなどと書いてきた場合は自分もそれに合わせて返信していい、という暗黙のルールがあるとドイツ語のサイトで読んだことがあるので、私もそうしています。
最初に自分から送るメッセージはビジネスメール級の丁寧なものにしましょう。
自分の職業や状況などを簡潔にしっかり説明する
自分がどんな人物で、どういう状況で部屋探しをしているのか、を最初のメッセージで自分から書いておきます。
そこには、職業・収入・ペットの有無・(音楽家なら)練習を部屋でするかどうか、など相手が心配になりそうなこともあらかじめ書いておきます。
例えば、音大生の私が以前の部屋探しのメッセージで書いた自分の情報は以下。
・名前
・日本人であること(家賃の滞納をしないってイメージが人によってはあるらしいので)
・~大学の学生
・今住んでいる部屋の家賃が上がってしまうので一人暮らしの部屋を探している
・何月何日から入居したい
・部屋では練習しないので騒音の心配はいらない
・ペットは飼っていない
・仕送り、バイトなどで月にこれくらい収入があるから家賃の支払いに困ることはない
・あと何年住む予定(短かったらちょっとだけ盛るといいかも…)
例えば学生ではなく働いている人なら、職業・(可能なら)職場・収入・試用期間は終わっていること、なんかを書くのがいいと思います。
私は怪しくない、迷惑をかけない人間ですよ~とアピールするのが大切です♪
自分の情報をあらかじめ伝えれば相手も安心してスムーズに話が進められます。
なるべく間違いがないように
これはドイツ語のメールに限ったことではないですが、母国語ではない言葉でメールを書くとやっぱり起こりがちなことなので…
つづりを一か所間違えただけで失礼な意味の文になってしまったりすることのないように、あらかじめチェックにチェックを重ねてなるべく間違いがないように文章を作っておきます。
間違いが多いと、『あ~、名前もアジア人っぽいしドイツ語できなそうだし、話通じないかも…』とあきらめられてしまうかもしれません。
言い回しなどは多少拙くても、スペルミスはないようにしましょう。
相手の名前のつづりも間違えてないか送信前に念を入れてチェックしましょう。
ここで私が個人的にお勧めしないのは、そのへんの(失礼。笑)ドイツ人の学生の友達に見てもらうこと。
ドイツ人の学生だと、知り合いづてで部屋探しをしたことはあってもインターネットサイト上で探したことはない人もいたりするので、意外と適当に『こんなの適当でいいんだよ~』と雑な文章に直される可能性も無きにしも非ず、です。(経験あり。笑)
ドイツ人に見てもらう場合は、なるべく社会経験のありそうな、部屋探しの大変さも理解してくれそうな、普段から丁寧な言葉遣いの人に見てもらうのがいいと思います。
一番いいのは語学学校の先生かな…?
スペルミスに注意!文章をチェックしてもらう相手は適当に選んじゃダメ。
まとめ
私が意識している、部屋探しの問い合わせメッセージを送る際のポイントをまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
『返信こない!』と相談を受けてその人が送ったメッセージを見てみると、これらのポイントが抑えられてないことが意外と多くて。
参考になればうれしいです。
例文としてメッセージの全文を全世界に公開するほどドイツ語に自信はないので、あくまでポイントしか載せませんでしたが、もしなにか質問等あればここのコメント欄やSNSでDMをください♪
これ守ってるけどこない!という場合は…ほかのところで運を使い果たしてしまったとか…笑
いや、街によっては(ベルリンとか)本当に部屋がないので、なかなか大変かと思いますが…もし全然だめなら部屋探しの手段を増やすしかないかも。
その辺もそのうちまとめてみようかな。
皆さんがいいお部屋を見つけられますように♡
それではまた(^^)Tschüss!!
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