散々セルフブリーチやセルフカラー、毎日のヘアアイロンで痛めつけられてきた私の髪。
最近、ロングまで伸ばしたい欲が出てきたので、これ以上なるべくダメージを与えないように、“ヒートレスカール”=熱を加えずに髪をカールできるグッズを色々試してみました。
使ってみると、髪が痛まないことのほかに、直毛&太い私の髪でもヘアアイロンやコテよりカールが持ちやすいというメリットがあることが分かりました。
ヒートレスカールのメリットや、使ってみて気に入ったもの&お勧めしないものをご紹介します♪
ヒートレスカールのメリット4つ
試してみてわかった、ヒートレスカールのメリットを4つご紹介します。
髪のダメージ軽減
ヒートレスカーラーを使うようになってからほとんどヘアアイロンを使わなくなったので、前ほどすぐに毛先が痛んでこなくなりました。
そのおかげで髪を綺麗に早く伸ばせそうなのでうれしいです♪
最近はヘアアイロンを使うのは、朝シャンですぐに出かける時くらいです。
時短になる
朝シャンをするとき以外は、前日にヒートレスカーラーを仕込んで寝れば朝はそれを外してブラシで梳かすだけでヘアスタイルが整うのでとっても時短になります。
以前は毎朝ヘアアイロンを温めて、せめて毛先だけでも巻いて、片づけて…の作業で5分くらいはかかっていたのが、いまは1分もかかっていないので、朝ギリギリに起きがちな私はすごく助かっています。笑
カールが長く持つ
私の髪は直毛で太くて硬めなので、ヘアアイロンを使ってもガチガチにスプレーをしないとすぐにカールが取れがちなのですが、ヒートレスカーラーを使うとスプレーなしでもなぜか一日中カールが持ちます。
寝る間=8時間くらい同じ形にしてるから癖が付きやすいのかな?
ヒートレスカーラーを髪からそのまま外してブラシで梳かすだけでも持ちがいいですが、もっとしっかりカールをキープさせたい時や雨の日などは、起きてすぐにカーラーをまだ髪に付けたままドライヤーで温めて、ほかの身支度を済ませる間放置してから外すとさらに持ちがよくなります。
こうするとヒートレスではなくなるけど、ヘアアイロンを使うよりはダメージを抑えられます。
旅先に持っていく荷物が軽くなる
私は演奏の仕事やオーディションなどでホテル泊が多いのですが、そんな時もヒートレスカーラーをもっていけば、重たいヘアアイロンをもっていかなくて済むので楽です。
また、ヘアアイロンだと出かける直前に使ってしまって冷めるまで荷物に入れられない…ってことがありますが、そんな心配もいらないのも良いですよね♪
使い方のコツ
どのヒートレスカーラーにも共通する使い方のポイントは、髪がほんのり湿った状態で仕込むことです。
シャワーを浴びた後にドライヤーで乾かしきらない状態で付けるか、髪が完全に乾いているときは濡らした手で手櫛を通してから付けます。
あくまでも“ほんのり”湿った状態というのが大事。”濡れた”状態だと、翌朝まで完全に乾かなくて癖もつきません。
お気に入りのヒートレスカーラー3種類
シリコンの、ペコってするやつ
今までいろいろ試してきた中で一番気に入っていて、毎日のように使っているのはこの『シリコン製で、ペコっとするタイプ』です。
私はAliExpressで買いました。
お気に入りの点は…
・毛先を巻く分には、寝るときに全然気にならない
・毛先だけのカールができるので普段使いしやすい
・毎日の仕上がりにばらつきが少ない(コツがいらない)
・持ち運ぶときにかさばらない
という4点。
普段はこんな感じで使っています。(パジャマで失礼♪)↓
3つか4つ使って毛先を一周半くらい巻きつけて就寝。(ミディアム~セミロングの髪です)
↓翌朝外してすぐはこんな感じ。ドライヤーは当てずそのまま外しました。
↓数時間後はこんな感じ。内巻きにブローしたようなナチュラルな感じになります。
↓もう少しカールを強くしたい時はカーラーの数を増やして、朝起きたらドライヤーで熱を加える→身支度→外す、という風にします。カーラーの数を増やしすぎると寝るときに邪魔なので、私は増やしても5~6個まで。
↓外してすぐはこんな感じ。個数が少ない時よりくるくるします。
↓ポニーテールしてもふわふわでかわいい♪
↓数時間後はこうなります。毛先を͡コテでワンカールした感じ?
↓配送に時間がかかっていいなら、AliExpressだと3ユーロくらいから買えます。
個数とサイズが選べますが、私みたいに毛先を巻くくらいなら大きいサイズの5個入りで十分だと思います。
↓ドイツのアマゾンでは大小20個のセットで買えます。
※画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。
↓日本のアマゾンでも20個入りしか見つからないのですが、これです。
ベロア生地の、頭にぐるりと巻くやつ
2番目にお気に入りなのは、『ベロア生地の、頭にぐるりと巻くタイプ』です。
これは、毛先だけじゃなくて全体をカールさせたい時に使います。
パッと見は似たようなタイプでも気にいっていない物を後で紹介するのですが。それとの違いは
・ベロア生地なので、ツルツルの生地のものより髪が寝てる間にほどけにくい
・芯が入っていないので寝やすい
・頭の上で結ぶので髪がほどけにくい
という3点です。
一つ目に紹介したシリコンのカーラーと比べて、寝るときにほんの少しだけ違和感がありますが、何回か使うと慣れました。でももっと髪が長い/多い人は頭に巻き付く分が増えるぶん違和感も増すかも。
あとは、巻き付け方に少しコツがいります。
↓まずこのように両サイドに垂らした部分に髪を巻き付けていって巻き終わりをゴムで縛るのですが、その時に片側の髪を全部一気に巻き付けるのではなく、上の方から編み込みのように一束ずつ巻き込んでいった方が、寝てるときにほどけにくくなります。
↓わかりやすく図にすると、こんな感じ。
下まで全部を編み込み(巻き込み?)にしなくても、最初の3巻きくらいは編み込むと安定します。
このカーラーは左右均等なカールにするのが少し難しいので、巻きつけた髪が寝てる間になるべく緩まないように安定させるのがコツです。
角度など、巻き付け方である程度カールの強さを調整することができます。
↓巻き付けたら、ぐるっと後頭部で交差させて頭の上で結びます。
↓翌朝ほどいてブラシで梳かすとこんな感じに。
少しコツはいるものの、髪全体にカールを付けたい時にはおすすめです♪
配送に少し時間がかかってもいいなら、AliexpressではだいたいAmazonより安く買えます。
↓値段は少し上がりますが、ドイツのアマゾンでも買えます。
※画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。
↓日本のアマゾンならこれです。
大きい前髪カーラー
これは特に目新しいものではないと思いますが、大事なのは大きさ!
前髪を巻くのに使うので、ドイツのドラッグストアで買えるような直径の小さいカーラーだとぐりんぐりんになって上手くいかないのです。
↓上がいつも使ってるカーラー(直径4cm、長さ10,5cm)で、下がdmで買ったカーラー。
上のカーラーは、長さも直径も前髪を巻くのにぴったりで気に入っています。
私はこのカーラーで、朝起きて顔を洗う前に前髪を巻いて一瞬ドライヤーの熱を当てて、身支度が済んだ後に外して櫛で梳かして整える、という使い方をしています。
前髪も毎日ヘアアイロンなどの高熱を当てると当然痛むので、最近はなるべくドライヤーの熱だけで済ませるようにしています。
私は、以前ブログでも紹介した『YesStyle』という通販サイトで購入しましたが、同じ商品が今は見つからず…
AliExpressでおそらく同じものがめちゃくちゃ安く買えるのを見つけました♪おすすめです。
Amazonでも探せば似たようなサイズのものは売っていますが、一個売りしてないのが残念。前髪カーラーに関してはほんとに1個で十分なので…笑
おすすめしないヒートレスカーラー2種類
続いて、試したけど気に入らなかったヒートレスカーラーもご紹介します。
硬い芯が入った長いやつ
私が最初に試したヒートレスカーラーは、このおそらく一番よく知られている(?)タイプだったのですが、何度か試した結果使わなくなりました。
個人的にマイナスな点は、
・硬い芯のせいで寝るときに邪魔で安眠できない。
・ツルツルした素材なので髪がほどけやすい。
・頭に巻き付けないのでさらに髪がほどけやすい。
お気に入りの2つ目で紹介したものとは、似ているように見えて使いやすさが雲泥の差です。
通販サイトなどでヒートレスカーラーを検索すると、このタイプの商品がたくさん出てきて口コミも良かったりするのですが、私はお勧めしません。
硬い芯が入った短いやつ
これは個人的に一番失敗でした。買う前にもうちょっと想像したらよかった…と後悔したくらいです。
構造的に、髪を巻こうとしてもスルスルほどけて固定できず…。せめて芯のところがワイヤーみたいに曲げられればマシだったかも?
でもそもそもこのような芯が入ったタイプは、寝るときに使うには向いていないのでお勧めしません。
まとめ
色々試して分かったヒートレスカーラーの良さや、おすすめのタイプなどをご紹介しました♪
芯が入っているタイプはとにかく寝辛いので、口コミが良くても私はお勧めしません…。みんなあれ付けてどうやって寝てるの??と思う。笑
お気に入りの2つは寝ている時につけてもほとんど気にならないので、寝ている間にカールを付けて朝の時間を節約したい方や、髪のダメージを減らしたい方はぜひ試してみてください♡
それではまた(=゚ω゚)ノTschüss!!
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