私はドイツにいても毎日お味噌汁を飲むので、日本からも味噌汁の具材になる乾物などを毎年たくさん持ってきているのですが、ふと「ドイツのスーパーで買えるものだけを具材にしたらどんなお味噌汁ができるんだろう」と思って、思いつくままに12種類作ってみました。
具材だけの縛りなので、味噌とだしの素はアジアンスーパーなどで手に入れないといけませんが、それさえあれば普通のスーパーで買えるものだけで作ることができるので、お味噌汁のレパートリーを増やしたい方はぜひ参考にしてみてください♪
使っている味噌と出汁パウダーについて
お味噌汁の紹介の前に、使っている味噌と出汁パウダーを紹介します♪
味噌に関しては最近は大きいREWEなどでは売られるようになりました。大抵アジアンスーパーほうがお得だけど、味は悪くなかったです!
ドイツのAmazonや、松竹などのネットアジアンスーパーでも買うことができます。
私はチェーン店のgo asiaで一番コスパがいい1kgの味噌をいつも買っています。
出汁パウダーはアジアンスーパーに行けば『だしの素』や『ほんだし』のようなメジャーな商品は買えることがありますが、私はお気に入りのものが他にあるので日本から持ってきています。
↓このかつおだしタイプと昆布だしタイプです。
化学調味料と食塩が入っていなくて、手軽にいろんな料理に使える顆粒だしなので気にいっています♪
お味噌汁12種類!
ラディッシュとラディッシュの葉っぱ
ラディッシュを丸ごと使ったお味噌汁。
お味噌のコクのある味と、ラディッシュの葉っぱの苦みが良く合います。見た目も鮮やかで、春に食べたくなる味♪
シーフードミックスとねぎ(分葱)
↓こういう、どのスーパーでも売っているシーフードミックスを使います。
魚介の出汁が出るので、簡単なのに贅沢な味になります♪出汁パウダー使わなくてもおいしいです。
ちなみに、ドイツで売ってるLauchzwiebelnって日本語で言うとほんとは『分葱(わけぎ)』であってネギとは言わない、という話を時々聞くのですが、私はおおざっぱなのでネギっぽいからネギと読んでネギとして使っています。笑
人参とブロッコリーの茎
人参と、つい余らせがちなブロッコリーの茎を合わせてみました。ブロッコリーの茎は外側の硬いところだけ包丁で切り落として使います。
どちらも優しい味の野菜なのでほっこり系のお味噌汁になります♪
野菜の余った部分を適当に入れてもおいしく食べられるのもお味噌汁の魅力のひとつ。
なめことねぎ
ドイツの普通のスーパーでも時々見かける、なめこ(Stockschwämmchen)の瓶詰めを、サッとざるで洗ってから使います。
↓Reweとかの大きめのスーパーにしかないかと思いきや、Aldiでも発見!
茄子とズッキーニ(軽くオリーブオイルで炒める)
茄子とズッキーニを軽く焼き目が付くくらいオリーブオイルで炒めてから味噌汁にします。
夏野菜で、オリーブオイルのさわやかな香りもほんのり加わって美味しいです♪
具は大きめに切ってゴロゴロ入れるのが好き。
ウィンナーとザウアークラウト
ドイツ人にも日本人にもびっくりされそうな、ドイツ風の組み合わせ。これが意外と合うんです!ウィンナーの肉肉しい旨味を、ザウアークラウトがさっぱりと中和してくれます。
ザウアークラウトをそのまま食べるのが苦手な人でも、お味噌汁に入れるとマイルドになるのでお勧めです。
ザウアークラウトはできればBioの瓶詰のタイプが柔らかめで味もまろやかなので好きです。
↓私のお気に入りはBioスーパーのDenn’sのこれ。
こんなに入ってBioなのに0,99ユーロとコスパもよく、気軽に野菜がとれる上に乳酸菌もとれるし、冷蔵庫で日持ちもするので常備しています。
乳酸菌は高温で加熱すると良くないらしいので、サッと温める程度にしています。
豚汁
ドイツ風なお味噌汁でびっくりさせてしまったのかもしれないので、次は定番の豚汁♪
私が良く作るのは、『豚肉+人参+大根+ねぎ』の組み合わせです。
大根は売っていないスーパーもありますが、なかったらラディッシュでもいいと思います。
豚汁によく入っている具の中にはごぼうもありますが、ごぼうがなくても十分おいしいです。ドイツのごぼうって日本のごぼうと違うからあの独特の味がしないんですよね。
豚肉は私が一番よく使うのはSchweinenackenという部位(肩ロースかな?)ですが、今回はGulasch用のお肉を使いました。
薄めに切って使えば割とどんな豚肉でもおいしいです。(おおざっぱ)
Taschki(ペルメニ=ロシアの水餃子)とネギとちょっと胡椒
↓この『Taschki』と書いてあるロシアの水餃子=”ペルメニ”、最近は結構どこのスーパーでもおいてあります。
私はこれを非常食的な感じで冷凍庫に常備してあるのですが、ふと思いついてお味噌汁に入れてみたらおいしかった!
生地の小麦粉でお味噌汁自体がすこしトロっとします。
七味感覚でちょっと胡椒を振るのがよく合います。
トマトとルッコラ
トマトと味噌の相性の良さは知られていると思いますが、そこにルッコラを入れてみました。
ルッコラの苦みがマイルドになって、あの苦みが苦手な人でも食べやすいと思います♪
ちょっとイタリアンな組み合わせなので、オリーブオイルをたらりとかけても美味しいです。
チーズとねぎ
お味噌汁にチーズ!?と思われるかもしれませんが、よく考えたらチーズの味噌漬けもおいしいし、合わないわけがないんです。
ねぎだけ入れて出来上がったお味噌汁にチーズをちぎっていれると、程よくトロっとしておいしいです。
チーズの塩分が高いので、いつもよりお味噌は少し控えめにします。
パンにも意外と合うので、パン派の朝ごはんにもおすすめ、かも?(私はごはん派)
マッシュルームとねぎ(バターで炒める)
マッシュルームとバター=最高、味噌とバター=最高、なので両方合わせてみました。やっぱり合う!
マッシュルームとねぎをバターで炒めてから味噌汁にします。
白菜と玉ねぎと生姜
最後は、見た目は地味ながらもおいしかった組み合わせ。
白菜と玉ねぎの甘味を、生姜がピリッと引き締めてくれます♪
まとめ
思いつくままに作ってみておいしかった、ドイツで気軽に作れるお味噌汁の具の組み合わせ12パターンをご紹介しました♪
つくづく、味噌汁の包容力はすごい。
今回はドイツの普通のスーパーで買える具材だけで作ってみましたが、普段は日本から持ってきたいろんな乾物も活用しているので、今度はそれについても書きたいなと思っています。
お味噌汁の新しいレパートリーを増やしたい!って方に参考になればうれしいです♪
それではまた(=゚ω゚)ノTschüss!!
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